犬と桜と私と

2017.04.22【 大型犬を飼う
少々病み上がりでして、犬散歩もいつも以上にゆっくりしています。土手でヨモギを摘みつつ、桜吹雪の下を歩いていました。

犬が駆けていく
楽しそうに土の匂いを嗅いでいる
振りむいて私が来ているか確認する
桜が舞う

夢のような光景

私が手を広げる
犬が駆けてくる

犬が笑っている
私も笑う
桜が舞う

ああ、まるで夢のようだ

いつかこの光景を思い出して涙する日が来るかもしれない。彼女が私と共にいられる時間は限られているからね。
それでも今、この世の物とは思えないほど美しく満たされた時間を過ごしていることがきっと、奇跡。

シンプルに生きている人

2017.04.14【 人生を歩こう
TAKUTAKUというサイトで小さな家の記事を読んでいます。タイニーハウスと呼ぶようです。

そこで紹介されている人たちの生き方がとても好きです。先日読んで以来、心に留まっているのがこちらの言葉。自分で建てた家で、本当に必要な物は何か、本当に大事な事は何かを常に見つめて暮らしている方です。

どんな形式のタイニーハウスであれ、挑戦を恐れないでください。私が初めて太陽光発電システムを作ろうとしたときは、ジャンク品の寄せ集めで遊ぶようなものでした。今は友人の太陽光発電システムを作るのを手伝えるほどになりました。

何かビジョンや興味があるなら、完璧じゃなくても良いので、夢見ることをやめないでください。ちょっと乱雑になることを怖がらないでください。うちの家だって調べたら、線がそろってなかったり、水平がとれてなかったりしますよ。

最初から完璧を求めて0か100かしかない頭でっかちな人生なんて、息苦しいだけ。そういうのはもういい。日常の色んな場面で「難しそうだな」「できないだろうな」「でもやってみたい」と感じた時にこの言葉を思い出します。
紹介されているページはこちら

ミニマリストという言葉に関して言えば、物を持たない・少ないから良い、ではないと思うのです。問題は物の量ではなく自分はどう生きたいのか、そのためには何が必要かをしっかり認識しながら暮らすことで、要らない物事をそぎ落としていくことが大切。シンプルに生きるってそういうことじゃないのかなと思います。

シンプルに生きたい

2017.04.08【 人生を歩こう
うたたねをしていた寝覚め際、不思議な感覚に陥りました。まるで犬になったような。寝そべりながら床から見上げ、飼い主の様子を伺っているような。隙があれば(笑)すぐさま遊びに誘おうと。

あれ、私、今、桜でんぶ(仮名)になってる?ヤツはそこにいるけど。

そこには「ねばならぬ」も「べき」もありませんでした。ただひたすら好きなことと幸せなことが並んだ時間。病院は嫌だけど(笑)。

10年くらい前読んだACの本に「四足で歩いてみたりして動物になりきってみる、その感覚を味わう」というレッスンがありました。その時はやってみてもできなかったけれども、あれってきっとこんな感じだろうなとこの時思いました。

そして次の瞬間、強く心が動きました。

シンプルに生きたい。
暮らしに必要なことと好きなことだけ。解放された自由な日々。
ああ、シンプルに生きたいな。なくてもいいものは全部放り出して。本当に必要なもの、本当に大切なもの、本当に好きなものを少しだけ持ってそれ以外は手放す。今持っているものの多くは、なくてもいい。

私の父は働き盛りの50代で亡くなりました。夫の父は定年退職から2年、正確には再就職したので定年後の余暇という時間に入ることなく亡くなりました。「定年になったら」「〇〇になったら」という時間は、もしかしたらないかもしれません。それどころか、明日が来る「保証」すらないのだわ。だったらその時が来るのを待つことなく、今すぐ始めればいい。自分の望む生き方に向かって、今できることをひとつでも始めてみればいいんじゃないかと思ったのです。

全て放り出すわけじゃありません。人にはそれぞれ事情があって背負う荷物もありますから。
今の生活と折り合いを付けながら、今できることをできる範囲でやってみる。それだけで人生は動くのではないかなと思うのです。

もしかしたら桜でんぶ(仮名)からのメッセージだったのかもしれません。いちいちACはしないけれどもちゃんと伝わっているからOK。


レッドロビンの感染症に

2017.03.12【 日々の出来事
生垣にレッドロビンという木が植わっています。春秋に赤い芽を出す木で、生垣にはよく使われているようです。近所もこれが多いです。今年もそろそろ新芽が伸びてきています。

ある年、近隣一体のレッドロビンが一斉に病気になりました。赤茶色の斑点が出て葉が落ちていき、樹勢が弱って枯れていきます。褐斑病というらしい。うちも全てのレッドロビンに症状が出ました。ただ、深刻な状態の個体と命に別状ない程度の個体とではっきり差が出ていました。

その後3年間で症状を乗り切れなかった6本ほどは枯れ、残り数十本は免疫を得て元気になりました。周辺のお宅でその嵐を乗り切れたのは我が家と園芸上手なお隣さんだけ。他はひどい歯抜けあるいはほぼ全滅になっているか、他の木に植え替えられました。

お隣さんは普段から手入れがいいから分かるとしてもうちはほぼほったらかしだったのに、すごいでしょ(笑)。私がやって効果あったのはこれらです。

  • 苦土石灰で土を中性にする(酸性に傾くと菌の分布がマズい方へ傾く)
  • ホメオパシーのカレンデュラとバッチフラワーのクラブアップル(消毒)、オリーブ(疲弊)を散布
  • 肥料は控えめ量で年2回(具合の悪い時は動物も食べないからそれを参考に)
  • Dr.BIOや万田酵素・EMのような有用菌群の散布(土中の菌組成を良い方へ)
  • 症状の出た枝は切らない(下手に切るとかえって木が弱る)
  • 落ち葉は拾って焼却しできるだけ菌が戻らないようにした(最初の1年だけ)

生き残るかどうかは植物自体の生命力だから、可能な範囲で清浄を保ったらあとは環境を整えることとエネルギー療法を利用して木を元気づけることをしただけです。

実はレッドロビンと話をしてそれに従いました。「必要最小限の世話だけでいいから手を出さず見守ってほしい。生き延びるか否かは個々の問題だから」と。なので植物自体にはできるだけ何もせず、土の中の微生物バランスに意識を置いた次第です。

近所では消毒を行ったお宅もあったのだけど効果はありませんでした。薬剤は有用菌まで殺しちゃうのかも。そもそも、木が弱っているところへ土中の菌のバランスが崩れたからこうなったのであって、それを更に崩すのは逆効果に思えます。普段から存在する菌ですからね。動物の感染症と同じです。

生垣は木の間が狭くて根がしっかり張れないのでしょう。そのせいで弱いのかも。30cm間隔じゃ木もきついでしょうね。本当はその倍の広さが必要らしいです。

ネットで検索しても効果的な方法があまりなかったので、情報として掲載しておきます。植物も化学療法より自然療法がいいみたいですよ。

穏やかな時間

2017.03.07【 人生を歩こう
月1回、母が入所する施設へ会いに行きます。夫も同行してくれて、桜でんぶ(仮名)は車で待機。その後は河原を散歩できるからお楽しみの時間なのです。多分ね。

母のベッド脇に座り夫とあれこれ話をします。合間合間に「お母さん、〇〇だってよ」などと母も話に引っ張り込むようにして。母と話ができるわけでもないし、母の意識は宙を漂っているわけですが、こうしていると3人でおしゃべりしているような気になります。

とても穏やかな時間。母はきっと、こういう家族だんらんをしたかったのだろうなと思います。私たちとではなく本来の家族(息子夫婦や孫たち)と。

まあ、それを逆方向へ持って行ったのは他でもない母自身だし、やり直す機会を何度も通り過ぎたのだって母自身なので、仕方ないかなとも思いますが。私だってかつての母とは話なんてしたくありませんでした。毒をまき散らしているかのような状態でしたからね。今こうして(ひどい言い方だけど)害のない存在になったからこそ、一緒にすごせるわけで。

そんな昔の事はもう良しとして、最期の時間をこうして静かに和やかに過ごせるのはありがたいことです。母がこういう状態になったからこそ、共に幸せな時間を過ごせるようになりました。きっと母も喜んでいるでしょう。

私も夫も母もハッピー。ついでに犬も家族でお出掛けの機会が増えてハッピーなのでした。

こうして書ける場があるありがたさ

実を言うと半年以上前に一瞬、「ここは恵方」をもう閉じてもいいのではないかと感じました。
ですがそれはすぐに却下しました。理由は主に2つ。

ひとつは、診察台から落ちて死傷するハムスターがいなくなったわけではないのだから危険性を知らせ続ける必要があると考えたこと。また、訪問者で結構多いのが、猫の落下事故に対する応急処置などの情報を求める方です。ベランダから落ちる事故が多いようです。飼い主にできる対処方法も載せていますので。必要としている人がいるということです。

そういえば数年前には英国で、(人間の)病院の診察台から落ちた患者さんが亡くなる事故がありました。それを見て悲しくなったものです。

そしてもうひとつが、このブログは私にとって必要であること。
HPを閉鎖するという事は blue-paciica.com のドメインを手放すという事(そう決めています)。この場があることで私はずいぶん助かりました。まだ必要、そう思ったのです。そしてこの場があることのありがたさを改めて感じました。

匿名でしか書けない内容があります。近親者との確執に関わる話は、特に。身内やご近所さんや仕事関係者が私と知った上で見る可能性のある場所には書けないことがあるのです。またレイラの命を絶った動物病院が特定されるようなことがあっても困ります。非難するのが目的じゃないから。だから私を特定できそうな情報は載せないようにしてきました。

私はここでこうして書きながら自分の内側を整理し、次に取るべき行動を見定めてきました。愚痴を言って終わるのは嫌だし、読む人も気分が暗くなるだけで何のメリットもないから、「じゃあどうする」という観点を忘れないようにしてきました。それができる時ばかりではなかったけれども、常に意識はしてきました。

記事を公開する前には数日かけて推敲します。少なくとも数回、複雑な内容なら数十回。一時的な感情で書いていないか、読んだ誰かを傷付けることがないか、正確でない内容を書いていないか。

内側からの認識に外側(他者)からの認識を持ち込むことで出来事を相対化し、それにより自分とより深く向き合い、成長するきっかけをもらってきました。

上記2つの理由が今も無くなったわけではありません。このブログがあればあった方が便利かなとも思います。が、手放してみる決意をしました。過去を手放します。大事なことはもう私の中に「在る」のだから。そう決めたら何だかとても軽くなりました。

年末まで、この14年間を振り返りつつゆるゆると続けます。もうしばしお付き合いください。

ここは恵方 閉鎖予定のお知らせ

2017.01.27【 お知らせ
2003年からの14年間、長らく続けてきたHPですが、今年いっぱいで閉鎖しようと決めました。このブログも共に。

ついにこの過去を手放す時期が来ました。まさかこんな日が来るなんて思ってもみませんでした。

もう要らない、ではないのです。獣医師の過失により命を落としたレイラの事故から始まった沢山の出来事を全て消化吸収し終え、自らの成長を助ける栄養とすることができました。全てが私の内に「在る」のです。だから感謝を込めて、HP運営は終わりにします。

とはいえ、blue-pacifica.comのドメインを更新したばかりなので今年いっぱいはブログもゆるゆると続く予定。何かの役に立つ内容がありましたら今のうちにコピーしておいてください。